戦争をさせない北海道委員会「総がかり行動」に参加しました。

掲載日:2017.01.19

1月19日、一昨年の9月19日に強行可決された安保関連法案に反対する市民グループ「戦争をさせない北海道委員会」の総がかり行動に参加させていただきました。
沖縄の辺野古新基地や高江のヘリパッド建設のこと、駆けつけ警護の閣議決定、様々なことが次々と強行可決され、安倍政権の暴走が止まらない中、急遽にも関わらず、マイクを持たせていただき、参加されている約400人のみなさんへメッセージを送らせていただきました。

sensosasenai

 昨年末、私たちの暮らしや命に関わる大事な法案が、大して議論もされずに、情報がオープンにされずにどうんどん閣議決定・強行可決されました。
 さらには、私たちの暮らしは、どんどん格差が広がり、若い人たちが声も上げられない、夢も見ることもできないんです。家庭を持つということも考えることができないんです。
 100均に行ってなんとなく暮らす。そういう若者や年金生活者も多く、将来への不安がものすごく大きくなってしまった。安心して暮らせないんです。
 今、日本は、国民は格差社会で、分断されてしまっています。
 若い人は、高齢者はいいよね。そして、年金生活者は、生活保護受給者はいいよね。そういう、自分よりももっともっと生活弱者に向けて、厳しい目を向けてしまう。自分が不安だからです。将来不安だからです。不安だらけの中で、みんな怯えて、分断社会がつくられてしまった。
 でも、ここで将来に対して諦めてしまうことはできないんです。私たちは諦めずに声を上げて、さらには、その違いの意見を丁寧に、一つ一つつなぎ合わせていくことが必要だと思います。私達が今分断されてしまったら、安倍政権の思うがままにすすめられてしまいます。
 この先、この1年、本当にに不安でなりませんが、でも、市民が声をあげていく、くらいついていく、それこそが民主主義であることを、私はみなさんとともに誓い合い、そして必ず憲法が活かされる社会、国を作っていきたい。私たちの思いをどうか将来につなげようではありませんか。みなさんと共に、真の安心と笑顔をつくっていきたいと思っています。