2021.4.20 法務委員会一般質疑

掲載日:2021.04.20

池田まき議員は、入管法改正について質疑を行いました。
名古屋入管のスリランカ女性死亡事案の中間報告を元に事実確認を行いました。最終報告を出さずして、入管法改正法案の審議入りはありえません。速やかな最終報告と情報公開を求めました。
【今日の答弁で事実確認】
・恋人から追い出されて警察に行った時、DVの対応は一切していない
(出頭という言葉は調査を書いた入管側)
・違反調査の際、通訳はついていない。
・死亡時の体重は把握していない
・1月1日から1月14日は「体調不良の記録はない」とあるが、その他の記録はある
・「容態観察のために単独室」とあるが、単独室とは、医務室ではなく監視をするモニターのある監視室。
・監視モニターは外部委託ではない。
・監視モニタービデオを委員会に提出を要請、理事会で協議。
・バイタルチェックは看護師ではなく看守。
・中間報告の3月4日の精神科受診の記載内容について「例えば病気になることにより仮放免をしてもらいたいとの思いが作用するなどなど~」の「例えば」以降は、精神科医師ではなく職員であった。
・死亡前日、死亡日、着替えに看守4人の介助を受けた4人の内容は不明。
・医師法に基づく死亡の判定について「死亡診断書」ではなく「死体検案書」。
・名古屋入管局から警察への届出あり。
~次回質問に続く。
※この日の質疑者の質問が終わり、「出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案」の提出理由を大臣が読み上げました。

 

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