» イケマキの思い①「現場にいたからこそ」

 私は福祉の仕事に20年間従事してきました。そのうち14年間は板橋区の福祉事務所で勤務し、板橋区役所に入る前は、高齢者施設、障がい者施設、在宅介 護の3つの福祉現場で仕事をしました。生活に困難な人が頼みの綱として訪れる福祉事務所ですが、職員の多くは福祉に関する知識や経験が不足していました。
 民間の福祉サービスでは関われない権限や義務、命の尊厳や人間らしい暮らしの権利を保障する重要な役割を果たすのが行政の福祉です。福祉事務所を根底か ら変えたいと思い、板橋区の採用試験に合格、念願の板橋区福祉事務所に配属されました。
 内部から変えるために、まずは現場を知ることが必要だと感じて毎 日、現場へ駆け付けました。そこで感じたものを生かし、提案や変革を試み、現場から事業や制度、政策化の実現もできることを経験しました。ですから現場に 行って話を聞くというのは私の原点そのものです。