激動の年に思う―決意と覚悟― ☆まきログ

掲載日:2016.12.30

 4月の補選からおよそ8ヶ月が経過しました。7月の参議院選挙と同日選挙か、あるいは年内解散か、などという‘怪情報’に振り回されながら、年の瀬を迎えることになりました。
 2016年は、まさに激動の年でした。イギリスでは国民投票でEU離脱が選択されました。アメリカでは、メキシコとの国境に壁をつくることやTPP離脱を公約したトランプ氏が新大統領に選出されました。

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 世界が激動する中で、日本では参議院選挙の結果、与党の大勝により改憲勢力が3分の2超を占め、いよいよ憲法改正(改悪)の論議がはじまりました。そうした中で、天皇が生前退位の意向を示されました。南スーダン派遣の自衛隊PKO部隊に、「駆けつけ警護」の新任務が付与されました。
 臨時国会では、十分な審議時間も国民に納得のいく説明もないまま、TPP法案や年金カット法案、カジノ法案が強行採決されました。沖縄では、県民の意向や不安を無視して米軍の辺野古基地建設が進められ、オスプレイ墜落の検証・説明もないまま飛行が再開されました。

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この国は、この先、どこに向かうのか。
この国の民主主義が、大きく問われています。

 今、日本では、政治や行政に対して、社会や地域に対して、そして他者という人に対しても信頼が持てなくなるという分断社会となりつつあります。不安という渦の中で、保身に走り権力にすり寄る人や、自分よりも弱い者を自己責任の名の下に非難し排除する人たちが増える一方、傍観や無関心、あるいは声をあげられずに怯えたり諦めたりする人たちが生みだされています。しかし、傍観すること、無関心であることは、歴史の加害者になることに他なりません。

 私、池田まきは、諦めずに一人ひとりに向き合い、信頼を築いていきたい。社会に対して、政治に対して、他者に対して、期待や希望を持っていいんだよ、不安は声に出していいんだよと、みんなの想いが届く政治の実現に、すべてをかけたい。
誰ひとり置いてきぼりにしない、この国のすべての人が、夢や希望をもち、尊厳ある暮らしに。すべての人に安心と笑顔を。